㍿抗体医学研究所は2022年に、広島大学の横崎恭之創発教授 (当時注1) が長年取り組んできたインテグリンと病態の関連から蓄積した知恵を、医療として社会実装するために創設したスタートアップ企業です。助教、研究員、研究補助員ら5名でスタートしました。多くのアクセラレーションプログラムの支援を受け、その中で長江敏男(ペプチドリーム社外取締役)メンターとの出会いをきっかけに、事業開発、橋渡し研究、CMC研究そして企業会計などの専門家が次々と加わってくださり、そして資金調達も実施できました。特発性肺線維症と各種臓器がんに対する3種類のインテグリン阻害剤をパイプラインとし、モダリティーは抗体医薬を中心として歩み始めました。
注1) トランスレーショナルリサーチセンター インテグリン治療開発医科学講座